主婦のみなさんもインスタグラムなどのSNSに写真を投稿している方は多いですよね。
お気に入りのランチ、子どもの笑顔、四季折々の風景等々
そんな一枚をSNSへの投稿だけで終わらせていませんか?
実はその写真、ただの思い出や趣味にとどまらず「お金を生み出す資産」になるかも?
その方法とはストックフォト副業。
特別な投資や資金も必要なく、スマホ1台あれば簡単にできます。
日常の中で撮った写真をストックフォトサービスに登録しておくだけで、企業や個人に購入され、収益につながるのです。
この記事では、主婦の副業におすすめの「ストックフォト」について
- ストックフォトの仕組み
- 主婦が取り組みやすい理由
- 成功例と失敗例
- 日本で利用できる具体的なサービス
- 成功するためのコツ
- よくある疑問と回答
- スマホで狙えるおすすめジャンル10選
を紹介していきます。
【AD】この記事には、一部広告が含まれています。
ストックフォトの仕組み

ストックフォトとは、写真やイラスト、動画などをストックフォトサービスという会社に登録し、利用を希望する人にライセンス販売する仕組みのことです。
例えば、企業が広告用の素材を探すときや、Webデザイナーがサイトに使う画像を探すとき、ブログ運営者が記事に挿入する写真を探すとき等々で利用されています。
ちなみにこの記事で利用している画像もストックフォトサービスからダウンロードしたものです。
登録した写真は一度売れて終わりではなく、同じ写真が何度でも購入される可能性があります。
つまり、一度アップロードした写真が 半永久的に稼ぐ資産 になり得るのです。
主婦にストックフォトがおすすめな5つの理由

忙しい主婦でも手軽に挑戦できる理由を見てみましょう。
1. スマホだけで始められる
最新のスマホカメラは、一眼レフやミラーレスなどの本格的なカメラに迫る性能を持ち、十分に商用利用できる画質(クオリティー)の高い写真を撮影できます。
スマホで日常の一コマを切り取るだけで、副業の素材に早変わりします。
2. 家事や育児の隙間時間でできる
料理を作ったとき、子どもと公園に行ったとき、買い物で見つけた季節の花等々
その場でスマホで撮影し、アプリからアップロードするだけで収益化の準備が整います。
3. 趣味をそのまま収益化できる
「写真が好き」「インスタ投稿が好き」という日常の延長でできるのがストックフォト。
モチベーションを保ちながら続けやすいのもポイントです。
4. 在宅でできる
外に出て働く必要がなく、すべて自宅で完結。
小さなお子さんがいる主婦や、パート勤務と両立したい人にも最適です。
5. 資産型収入になる
アルバイトや在宅ワークと違って、時間を切り売りする働き方ではありません。
写真がストックされ続ける限り、自動的に収益を生み出す可能性があります。
実際の成功例・失敗例

成功例
成功例①:料理写真でお小遣い稼ぎ
料理が得意な主婦が、夕食やお弁当の写真を「写真AC」に投稿。最初は数十円程度でしたが、半年で500枚以上を投稿した結果、月5,000円前後の安定収益を確保できるようになりました。
成功例②:育児写真で思い出と収益を両立
子どもの成長記録を「Shutterstock」に投稿したママ。自然な笑顔や親子のふれあい写真は広告での需要が高く、1枚が数百回ダウンロードされることも。結果、月1〜2万円の副収入につながりました。
成功例③:散歩中の風景がヒット
日課のウォーキング中に撮影した四季折々の風景を「PIXTA」に投稿。観光記事や季節イベントの広告に使われ、地味ながら毎月数千円が入るように。
失敗例
失敗例①:自己満足の写真ばかり投稿
風景やペットなど、自分では気に入っている写真を大量に投稿。しかし商用利用の視点が欠けており、ほとんどダウンロードされず。
失敗例②:最初だけ投稿してやめてしまった
数十枚アップしたものの、その後は更新せず放置。結果、収益ゼロ。
失敗例③:規約違反でアカウント停止
他人の作品を無断でアップしたり、肖像権を侵害する写真を投稿してしまい、サービスからアカウント削除されたケースも。
日本国内&海外のストックフォトサービス
ここでは主なストックフォトサービスを紹介します。
初めて利用するなら国内サービスの「写真AC」がおススメです。
サービス名 | 特徴 | 主婦におすすめ度 |
---|---|---|
写真AC | 無料DLが多く、ダウンロードされやすい。初心者に人気。 | ★★★★★ |
PIXTA | 国内最大級。写真・イラスト・動画も販売可能。 | ★★★★☆ |
Adobe Stock | 世界中の利用者向け。デザインソフト連携が強み。 | ★★★★☆ |
Shutterstock | 海外市場に強い。ヒットすれば大きな収益に。 | ★★★☆☆ |
ストックフォトを始める手順

- サービスに登録
まずは「写真AC」や「PIXTA」など国内サービスから始めるのがおすすめ。 - 写真を選ぶ
日常の中で撮影した、明るく清潔感のある写真を選定。
場合によっては明るさや色合いを調整しましょう。 - キーワードを設定
「お弁当」「家庭料理」「親子」「桜」など、検索されやすいタグを入れる。 - アップロード
スマホやPCからアップロード。承認されるとすぐに販売開始。 - 定期的に追加
100枚、500枚と数を増やすほど収益のチャンスが広がります。
ストックフォトで成功するためのコツ

1. 需要を意識する(広告やブログで使いやすい写真を狙う)
ストックフォトは「作品」ではなく「素材」。
広告やブログ記事に使われやすい写真を意識することが大切です。
- 具体例
- 料理記事 →「テーブルに置かれた家庭料理」
- ライフスタイル記事 →「掃除をする手元」「洗濯物をたたむ主婦の手」
- ビジネス記事 →「ノートパソコンを操作するイメージ」
つまり「誰かが説明に使いたくなる写真」=実用性の高い写真を狙うと売れやすくなります。
芸術的・個性的なものよりも、シンプルで使い勝手の良い構図が重要です。
2. 継続してアップロードする(最低100枚以上が目安)
ストックフォトは「数」で勝負。
数十枚では売れる確率が低いため、まずは 最低でも100枚以上 を目標にしましょう。
- 理由
- サービス内の検索に引っかかる確率が上がる
- ダウンロードされる機会が増え、アルゴリズム的にも優遇されやすい
- ポートフォリオとして「この人は素材が豊富」と購入者に見てもらえる
1日1枚でも100日で100枚。コツコツ続けることで、売れる写真が出てきます。
また、一度アップした写真は長期的に販売され続けるため「資産」となります。
3. 季節感を取り入れる(春夏秋冬・イベント)
日本では季節やイベントの写真が特に需要があります。
- 春:桜、入学式、花粉症、ピクニック
- 夏:花火、海水浴、冷たい飲み物、夏祭り
- 秋:紅葉、ハロウィン、読書の秋、食欲の秋
- 冬:クリスマス、お正月、雪景色、鍋料理
広告やブログは季節に合わせて写真を使うため、数か月前から投稿することがポイント。
例えば、お正月写真なら10〜11月頃からアップロードしておくと需要に間に合います。
4. 人物写真は必ずモデルリリースを確認
人物が写っている写真は「肖像権」の問題があるため、販売にはモデルの同意書(モデルリリース)が必要です。
- 家族を撮る場合 → 家族でも同意書を作成(未成年は保護者が署名)
- 友人を撮る場合 → 必ず事前に説明して署名をもらう
- 人物が特定できない写真 → 後ろ姿や手元だけならリリース不要になる場合もある(サービスによる)
主婦層には「手元」「後ろ姿」「シルエット」の撮影が特におすすめです。
これならモデルリリース不要で安全に販売できます。
モデルリリースとは「この写真を商業的に利用しても良い」という同意を被写体から文書で得るための書類です。これがないと、基本的に販売はできません。
具体的な注意点は以下の通りです。
- 家族や友人の写真でも同意が必要
- 子どもの写真を出す場合は、保護者の同意が必須
- 旅行や街中で偶然写り込んだ他人 → モデルリリースが取れないため販売不可(または顔を判別できないよう加工する必要あり)
ストックフォトサービス(例:Shutterstock、Adobe Stock、PIXTA、写真ACなど)は、それぞれ公式のモデルリリース書式を提供しています。撮影する前に「ストックフォトに使う可能性がある」と伝えて承諾を得ておくことがトラブル回避のコツです。
👉 人物写真は需要が大きい分、ルールを守らなければ販売できないケースも多いため、事前の準備を忘れないようにしましょう。
5. スマホ編集アプリで簡単な補正を行う
撮ったままの写真よりも、少し補正した方が販売に向きます。
ただし加工しすぎると「素材」として使いにくくなるので要注意。
- 明るさ調整:暗すぎる写真は売れにくい
- 色味補正:自然な色合いに調整
- トリミング:余分な部分をカットして構図を整える
- アプリ例:Snapseed、Lightroom Mobile、VSCO
特に「明るさ」と「色味」を整えるだけで見違えるように仕上がります。
ポイントは「購入者が後で使いやすいシンプルな補正」にとどめることです。
これら5つのポイントを意識することで、収益化のスピードと成果が大きく変わります。
よくある疑問Q&A

Q1. 本当にスマホだけで大丈夫?
→ はい。最新のスマホカメラは高性能で、十分販売可能です。明るい場所で撮る・ブレを防ぐなどの基本を守れば問題ありません。
Q2. 収益はどのくらい期待できる?
→ 初めは数百円〜数千円程度が一般的。ただし数百枚以上投稿し、需要を意識すれば月1〜2万円も可能です。
Q3. どんな写真が売れるの?
→ 「日常生活」「料理」「子育て」「季節イベント」など、広告やブログで使いやすい写真が売れやすいです。
Q4. 家族や子どもの写真は投稿できる?
→ 投稿は可能ですが「モデルリリース(同意書)」が必要です。家族でも必ずルールを守りましょう。
Q5. 無料でダウンロードされても収益になるの?
→ サービスによっては無料DLでも報酬が発生します(例:写真AC)。有料DLの方が単価は高いですが、無料DLでも枚数が積み重なると収益につながります。
スマホで撮れる!おすすめジャンル10選
先にお伝えした通り、ストックフォトサービスの利用者が求めているのは芸術性の高い写真ではなく、WEBサービス等で利用できる素材としての写真です。
ここでは、スマホで簡単に撮れて、かつ市場のニーズが高いジャンルを紹介します。
1. 料理・お弁当

家庭料理やお弁当は常に高需要のジャンルです。
- 料理:和食・洋食・スイーツ・家庭的な食卓
- お弁当:彩りの良いランチボックス、子ども用キャラ弁、大人用のおかず弁当
- 調理風景:野菜を切る手元、フライパンで炒める様子
👉 レシピサイトや食品メーカー、主婦向けブログなどで幅広く利用されます。
2. 子育てシーン

育児・教育関連の記事に使いやすいジャンル。
- 子どもと遊ぶ風景(ブロック遊び、絵本を読む)
- 学ぶシーン(宿題をする、ピアノを弾く)
- 日常の一コマ(靴を履く、手を洗う)
👉 顔を出さず、後ろ姿や手元だけを撮影すれば、モデルリリースなしでも販売できるケースがあります。
3. 家事の様子

主婦ならではの強みを活かせるジャンル。
- 掃除機をかける
- 洗濯物を干す・畳む
- キッチンで料理をしている
- 収納や片付けの工夫
👉 家事代行、生活術、節約系ブログなどに多用されるテーマです。
4. 日用品

日常にある物は、広告や記事に頻繁に使われます。
- 文房具(ノート、鉛筆、電卓)
- コスメ(口紅、スキンケア用品)
- 家電(掃除機、炊飯器、冷蔵庫)
- 雑貨(エコバッグ、マグカップ)
👉 背景をシンプルにすると、ECサイトや商品紹介記事で使いやすい写真になります。
5. 季節イベント

行事に関する素材は毎年需要があるため、長期的に売れ続けます。
- お正月:おせち料理、鏡餅、初詣
- 節分:豆まき、鬼のお面
- ひな祭り:ひな人形、ちらし寿司
- クリスマス:ツリー、プレゼント、ケーキ
👉 行事の写真は需要が集中するため、数か月前から投稿しておくのがポイントです。
6. 旅行・風景

旅行に行った際の写真は、観光系メディアに多く利用されます。
- 有名観光地(京都の寺、東京タワーなど)
- 街並み(商店街、夜景)
- 公園や自然(桜並木、紅葉、海岸)
👉 ただし人の顔や看板・ロゴが写り込まないよう注意が必要です。
7. 健康・美容

ヘルスケアや美容記事は常に需要があります。
- ストレッチやヨガをする様子
- スキンケア(顔にクリームを塗る手元)
- 健康的な食事(サラダ、スムージー)
👉 「健康」「美」「ダイエット」関連は広告案件が多く、単価が高めになりやすいジャンルです。
8. 仕事・勉強

在宅ワークや教育記事に欠かせない写真。
- ノートPCを操作する
- 在宅ワーク中のデスク
- 子どもが勉強する様子(宿題、読書)
👉 リモートワークや学習塾の広告などに使われやすいジャンルです。
9. ライフスタイル

日常を切り取った写真は「雑誌風」な需要があります。
- カフェでのんびりする時間
- 自宅のソファーでくつろぐ
- ベランダでガーデニングを楽しむ
👉 日常の延長線上で撮影できるため、主婦にとって取り組みやすいテーマです。
10. シンプルな背景写真

「素材写真」として最も汎用性が高いジャンル。
- 青空や雲
- 白い壁や木目の床
- 草原や芝生
- 水面や波紋
👉 これらはデザイナーが文字やイラストを載せるために使うので、需要が途切れません。
これら10ジャンルは、スマホ一台で主婦が日常生活の中で無理なく撮影できるテーマばかりです。
しかも需要が高いため、始めたばかりでも比較的成果につながりやすいジャンルといえます。
番外編 動物
自宅のペットや街で見かける地域ネコ、動物園での撮影など、動物絡みの写真にも需要があります。
まとめ

ストックフォトは、スマホ1台で始められるので主婦にぴったりの副業かもしれません。
インスタ感覚で楽しみながら、資産型の収益を作れるのが最大の魅力。
もちろんすぐに大きなお金になるわけではありません。
しかし「毎日の積み重ね」が、数か月後、数年後に確かな収入となって返ってきます。
- 「写真を撮るのが好き」
- 「SNS投稿が習慣になっている」
- 「在宅でできる副業を探している」
そんな方は、ぜひ今日からストックフォトを始めてみてください。
未来のお小遣い、あるいは安定収入への第一歩になるかもしれません。
